猫にグレインフリーキャットフードを使いたいけど、
デメリットってなに?
私もグレインキャットフードが気になり、
愛猫のために今も使っています!
グレインフリーキャットフードは、タンパク質が高く高品質な栄養がたくさん含まれているのでおすすめなキャットフードです!
グレインフリーキャットフードのデメリットってなに?
⇨値段が高い。
⇨猫や子猫には下痢になる可能性がある。
グレインフリーキャットフードのデメリットを理解して、愛猫に適したキャットフードを選びましょう。
さらに本記事では、実際に使って良かったグレインフリーキャットフードを紹介してます。
猫が喜んで食べるお気に入りのキャットフードなので、ぜひ試してみてくださいね!
キャットフードのグレインフリーってなに?
グレインフリーとは穀物を含んでいない餌という意味です。
穀物類を含まないグレインフリーのキャットフードは、以下の3つのタイプに分類されます。
- 肉類を主原料にしたもの
- 魚介類を主原料にしたもの
- 野菜や果物を主原料にしたもの
種類①:肉類を主原料としたもの
肉類を主原料とした、グレインフリーキャットフードのおもな種類は以下の5つです。
- 鶏肉
- 牛肉
- 豚肉
- 鴨肉
- ラム肉
主原料で迷う場合は肉類がおすすめ!
値段が安く手に入りやすいよ
猫は肉食動物であり、肉類を効率的に消化できます。
猫の健康を維持するために、主原料が肉類の食事をおもに与えましょう。
肉類を中心としたグレインフリーのキャットフードは、猫本来の食事にちかく健康的な食生活につながります。
猫の必要なタンパク質量は、AAFCO基準で26%以上です。
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種類②:魚介類を主原料としたもの
サーモンやマダイといった、魚を主原料としたキャットフードです。
魚の風味を好む猫も多く、人気のグレインフリーキャットフードです。
魚に含まれるフィッシュオイルはDHAやEPAのような重要な栄養素が摂れるため、栄養面からも猫にとってうれしい効果が期待できます。
フィッシュオイルは神経系の発達を促進させたり、高齢になったときの関節機能や内臓機能の維持などの効果があります。
毎日の食事から内蔵機能、や関節機能をアップさせられるのは嬉しい効果ですね!
肉類と同じ人気の主原料のため、手に入れやすいのもポイントです。
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魚の風味がたまらないキャットフードです。日本の猫に室内飼いの猫に最適!
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種類③:野菜や果物を主原料としたもの
野菜や果物などの原料を組み合わせたキャットフードです。
おもに使われている原料は、以下のとおりです。
- サツマイモ
- エンドウマメ
- トマト
- べりー
主原料の種類がたくさんあり、一度にいろいろな栄養素が摂れるのが特徴です。
野菜や果物が主原料ですが、肉類や魚類を組み合わせて作られています。
肉類・魚介類と一緒に食べるので、タンパク質やDHAなどの栄養素も摂取できます。
野菜や果物がキャットフードに含まれているメリット
- 抗酸化物質があり、猫の毛並みがつやつやになる
- 食物繊維は便通の改善になる
- ミネラルは骨や歯、筋肉、神経の健康維持に役立つ
味やにおいもバラエティに富んでいるため、キャットフードの食いつきが悪いときにおすすめです。
猫の年齢や体調に合わせて、適切な主原料のものを選ぶようにしましょう。
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栄養面や食感を猫が食べやすいように追求をしたキャットフードです。飽き性な猫におすすめ!
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猫にグレインフリーキャットフードを与える3つのデメリット
グレインフリーキャットフードのデメリットは以下の3点です。
- 猫によっては合わない
- 価格が高い
- 穀物の代わりに含まれる成分に注意が必要
デメリット①:猫によっては合わない
猫にも個体差があるため、グレインフリーキャットフードが合わない猫もいます。
グレインフリーキャットフードは穀物(小麦・トウモロコシ・米)を使っていないので、肉や魚に含まれるタンパク質が多くなります。
特定のタンパク質に対して、アレルギー反応を起こす猫の場合は注意が必要です。
猫に起こるアレルギー症状
- 皮膚症状: かゆみ、赤み、脱毛、湿疹など
- 消化器症状: 下痢、嘔吐、食欲不振など
- 呼吸器症状: くしゃみ、鼻水、呼吸困難など
- その他: 目の充血、結膜炎、耳の炎症など
肉類にアレルギーをもつ猫に対して、肉類を中心としたグレインフリーキャットフードは与えてはいけません。
いままで使っていたキャットフードからグレインフリーキャットフードに切り替えるときは、体調を観察しながら少しずつ混ぜていきます。
日数 | 新しいキャットフードの割合 | 今までのキャットフードの割合 |
---|---|---|
1日目 | 90% | 10% |
2日目 | 80% | 20% |
3日目 | 70% | 30% |
4日目 | 60% | 40% |
5日目 | 以後10%ずつ増量していく |
猫の体調に問題がないことを確認してから、10日くらいかけて切替えましょう。
アレルギーの有無や体質については、かかりつけの動物病院で相談することもできます。
自分ひとりで判断せず、専門家に適切なアドバイスを求めましょう。
デメリット②:価格が高い
毎日与えるキャットフードのことなので、1袋あたりの価格が高くなるのは大きなデメリットです。
グレインフリーキャットフードと、一般的なキャットフードの価格のちがいは以下のとおりです。
グレインフリーキャットフード | 一般的なキャットフード | |
---|---|---|
価格 | 1g⇨4円 | 1g⇨0.5円〜1円 |
グレインフリーキャットフードと、一般的なキャットフード価格差は4倍以上になります。
グレインフリーキャットフードは安い穀類が含まれないのと高価な肉類や魚介類がたくさん含まれているので、価格が高いです。
高品質な原材料や余計な保存料が入っていないので、安心して猫に与えられるという大きなメリットがあります。
グレインフリーキャットフードをあげて
健康的に過ごせれば動物病院代も節約になるよ
デメリット③:便秘に注意する
穀物(小麦・トウモロコシ・米)の代わりにイモ類、マメ類が含まれています。
穀物が少ないので摂取する食物繊維も少ないので、グレインフリーキャットフードは便秘を起こす場合があります。
おやつやサプリ、水分をたくさん含んでいるウェットフードなどを混ぜて、便秘の予防をするのがおすすめです。
猫にグレインフリーのキャットフードを与える4つのメリット
グレインフリーキャットフードを与えるメリットは以下の4点です。
- 穀物アレルギーの猫に適している
- 消化不良や下痢を防ぐ
- 肥満や糖尿病の予防に繋がる
- 毛艶や皮膚の健康を維持する
メリット①:穀物アレルギーの猫に適している
穀物アレルギーを抱えている猫は、グレインフリーキャットフードを選びましょう。
猫に起こるアレルギー症状
- 皮膚症状: かゆみ、赤み、脱毛、湿疹など
- 消化器症状: 下痢、嘔吐、食欲不振など
- 呼吸器症状: くしゃみ、鼻水、呼吸困難など
- その他: 目の充血、結膜炎、耳の炎症など
グレインフリーキャットフードを与えると、猫のアレルギー症状を避けることができるます。
メリット②:消化不良や下痢を防ぐ
猫はもともと肉食動物であり、猫の消化器官は穀物をたくさん消化するのに向いていません。
グレインフリーキャットフードは、猫の消化機能を発揮しやすいキャットフードです。
グレインフリーキャットフードを与えることで、消化不良や下痢・嘔吐などの症状の予防につながります。
うちの猫はグレインフリーキャットフードを与えて
下痢や嘔吐が良くなったよ
メリット③:肥満や糖尿病の予防に繋がる
運動量が少なくなる室内飼いの猫や避妊・去勢後の猫の肥満を予防する効果があります。
グレインフリーキャットフードは、穀物の主成分である炭水化物の量が抑えられているのでカロリーオーバーになりません。
一般的なキャットフードには糖質がたくさん含まれており、過剰に摂取すると糖尿病になるおそれがあります。
穀物を含まないグレインフリーキャットフードは過剰な糖質の摂取を抑えるため、猫の肥満や糖尿病の予防におすすめです。
メリット④:毛艶や皮膚の健康を維持する
グレインフリーキャットフードは穀物アレルギーを抑え、アレルギー症状の毛の乱れや皮膚状態の悪化の予防が期待できます。
グレインフリーキャットフードはタンパク質や、フィッシュオイルを豊富に含んでいます。
タンパク質やフィッシュオイルは猫の皮膚の状態を良好に保ち、毛艶を良くします。
【注意】グレインフリーキャットフードを選ぶときの3つのポイント
グレインフリーキャットフードを選ぶときのポイントは以下の3点です。
- 猫の年齢
- 肥満
- かかっている病気
ポイント①:猫の年齢
猫は年齢に応じて、必要なエネルギー量や栄養素がかわります。
子猫 | 成猫 | 老猫 | |
---|---|---|---|
猫の年齢 | 生後12ヶ月まで | 1歳から7歳まで | 7歳以降〜 |
タンパク質 | 30%以上 | 26%以上 | 25~30%程度 |
カロリー | 体重1kgあたり 約60~80kcal | 体重1kgあたり 約30~40kcal | 体重1kgあたり 30~40kcal |
購入する | 購入する | 購入する |
子猫は成長に必要なエネルギーと栄養素を多く必要とするため、高カロリー・高タンパク質のキャットフードを与えることが重要です。
目安は体重1kgあたり約60~80kcal、タンパク質は最低30%以上、推奨35%以上を選びましょう。
成猫の場合は、体重維持や健康維持に必要なエネルギーと栄養素がバランス良く含まれたキャットフードを与えましょう。
目安は体重1kgあたり約30~40kcal、タンパク質は最低26%以上、推奨30~45%です。
活動量が多いためカロリーや、体を作るタンパク質を多く含むキャットフードがおすすめです。
老猫は運動量が減少し代謝が低下するため、カロリーを抑えたキャットフードを選びましょう。
老猫になると腎臓に負担がかかりやすくなるので、タンパク質は25~30%程度のキャットフードがおすすめです。
猫のライフステージで
キャットフードを使い分けるのが
健康で長生きのコツだよ
ポイント②:肥満
猫は加齢による運動量の減少や、避妊手術後の代謝の低下などで肥満になりやすいです。
肥満の予防のためには、キャットフードのカロリーを調整する必要があります。
グレインフリーキャットフードのなかにはカロリーを抑えつつ、必要な栄養素は十分に含まれているキャットフードもあります。
ダイエットにも効果的なので、猫を健康的な体型に近づけることができます。
猫の肥満の程度や体重によっては、カロリーが低めのグレインフリーキャットフードを選ぶことをおすすめします。
猫の種類と年齢に応じた一般的な体重と体型の目安があるため、猫が肥満気味なのかを知っておきましょう。
品種差や個体差はありますが、標準的なサイズの猫の生後0週から12カ月齢までの平均体重は以下の通りです。
週齢・月齢 | 平均体重 |
---|---|
生後0週 | 100g前後 |
生後1週 | 約150~200g |
生後1ヶ月 | 約400~500g |
生後3ヶ月 | 約1.0~1.5kg |
生後12ヶ月 | 約3.0~5.0kg |
1歳で成猫となり、成長がとまります。
猫の1歳は人年齢に換算するとおよそ20歳。
猫種や個体差がありますが、1歳時の体重が猫の適正体重の目安です。
ポイント③:かかっている病気
猫はとくに腎臓の病気になりやすく、糖尿病や歯周病などもよく見られる症状です。
キャットフードには療養食という特定の病気のケアに特化した種類のものがあります。
日々の食べ物から体を作る栄養を摂っているため、病気にかかっている場合にはどのキャットフードを選ぶのかは慎重に決めましょう。
グレインフリーキャットフードはいろいろなメリットがあります。
例えば消化器系に持病を抱えている場合には毛艶を良くするといった効用よりも、病気を悪化させないためのキャットフード選びを優先したほうがいいですね。
動物病院で相談をして、猫の状態にあったキャットフードを選びましょう。
【レビュー】子猫にグレインフリーキャットフードを3年間与え続けた結果
以下ではグレインフリーキャットフードを、実際に与えたときの体験談を紹介しますね!
私はグレインフリーキャットフードはグランツキャットフードを使っています。
結論から言うと、利用して良かったです!
においはブルーチーズのような強烈なにおいですが、猫の食欲を刺激して今まで食べ残しをしていましたが、残さず食べてくれました!
食事を食べれるようになると、免疫がついため猫風邪が1週間程度で早く治りました!
ひどい結膜炎でしたが、完治するとキトンブルーの美しい瞳に!
食が細くて困っていましたが、今では当時の体重が15倍。
毛並みもふわふわになりました。
グランツキャットフードは使って2年くらいになるよ
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実際に与えてよかったグレインフリーキャットフード3選
実際に使って良かったグレインフリーキャットフードのブランドについて紹介していきます。
- グランツキャットフード
- ニュートロワイルドレシピ
- ピュリナワン
おすすめ①:グランツキャットフード
グランツキャットフードはタンパク質が36%以上含まれているプレミアムキャットフーです。
人工添加物が不使用で、猫の健康に配慮をされています。
新鮮なキャットフードを飼い主に届けるため、グランツキャットフードは市販で販売をされていません。
定期的に配送をしてくれる宅配システムなので、いつもで新鮮なキャットフードが届きます。
定期配送は買い忘れの
防止につながります
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おすすめ②:ニュートロ ワイルドレシピ
穀物が苦手な成猫に適した、健康な発育をサポートする総合栄養食です。
第一主原料に生サーモンを使用しています。
タンパク源にサーモンとポテトを使用することで、猫の食いつきと栄養バランスに配慮されているキャットフードです。
アレルゲンになりにくいと主原料を使用しているので、アレルギーがある猫にも使いやすいです。
おすすめ③:ピュリナワン グレインフリー 1歳以上
市販のおすすめグレインフリーキャットフードはピュリナワンの「グレインフリー(穀物不使用)」です。
粒の形が2種類、成形してあるものとほぐしてあるものがあり、食感が飽きないように工夫されています。
チキンの他にも白身魚のフレーバーもあり、猫の好みや食いつき具合に合わせて調整ができるのもいいですね。
価格がグレインフリーのキャットフードのなかではお手頃で、1gあたり2〜3円と継続しやすい価格になっています。
まとめ:猫にグレインフリーはメリットもある!合ったものを選ぼう!
グレインフリーのキャットフードのメリットをまとめると、下記のとおりです。
- アレルギー症状の回避改善
- 消化機能のケア
- 糖尿病の予防
- 毛艶の改善
病気を抱えていたりすると動物病院に相談してからキャットフードを選ぶ必要がありますが、適したグレインフリーのキャットフードを選ぶことでより健康的な生活を送れますよ。
デメリットを理解して、ぜひこの機会にグレインフリーキャットフードを試してみてくださいね!