食べてはいけないキャットフードってなに?
実名が知りたいな
安全な選び方ってあるの?
愛猫に与えるキャットフードは
安全なものを与えたいですよね!
本記事では週刊新潮の2018年8月9日号・2018年8月16日・23日号の記事を参考に食べてはいけないキャットフードの実名を大公開しています!
キャットフード名や危険な添加物を知っておけば、愛猫に安全なご飯を提供できますよ。
さらに本記事では、安くて安全なキャットフードも紹介しています
愛猫に元気で長生きをしてもらうために、ぜひ試してみてくださいね!
【暴露!】食べてはいけないキャットフードの実名公開!
週刊新潮の2018年8月9日号・2018年8月16日・23日号に掲載された食べてはいけないキャットフードの実名を載せています。
猫が食べてはいけないキャットフードの画像は以下のとおりです。
【知らないと危険!】猫が食べてはいけない人工添加物
猫が食べてはいけない成分は以下の6点です。
- BHA→発がん性がある
- BHT→肝臓肥大が起こる
- プロピレングリコール→貧血になり死亡
- 合成着色料(赤色2号・赤102号・赤106号)→胎仔死亡
- ソルビン酸→発がん性
- 亜硝酸ナトリウム→酸素欠乏症になり死亡
食べてはいけない成分①:発がん性があるBHA
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)は合成酸化防止剤です。
酸化防止剤とは、食品の酸化を防止する食品添加物です。
食品の色素や脂の酸化を防ぎ、偏食や味、風味の悪化、有害物質の生成を防ぐ役割を果たしています。
2年間ラットに与えると胃がんが発生することが明らかになっています。
人間にも、キャットフードにも使用を控える危険な物質です。
酸化防止剤は代替品で天然由来の
ミックストコフェロールが安全だよ
食べてはいけない成分②:肝臓肥大が起こるBHT
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)も合成酸化防止剤です。
ラットに0.1%BHT含有食餌16週間投与では、肝・副腎の肥大があり、1.35%群では体重減少と死亡が認められた。
食品添加物ハンドブック(光生館)より引用
BHAとBHTは食品の色素の悪化を防ぐはたらきがあるけど、
猫は食べものを匂いで判断するから見た目をきれいにしても
意味がありません
食べてはいけない成分③:猫が貧血になって死亡するプロピレングリコール
プロピレングリコールは保湿剤のはたらきがあります。
セミモイストタイプ(半生)にペットフードに、しっとり感を出すために使用されています。
猫が食べると、赤血球の破壊を引き起こす添加物です。
赤血球が壊れると、貧血を起こし最終的に死に至ります。
ペットフード安全法では猫への使用は全面的に禁止。
現在、キャットフードには使われていません。
危険な成分④:合成着色料(赤色2号・赤102号・赤106号)
人間よりも色覚は落ちますが猫はずっと優れた嗅覚を保つため、合成着色料でキャットフードを彩りを良くしても食欲は増しません。
合成着色料(赤色2号・赤102号・赤106号)が動物に与える影響を解説していきますね!
- 赤色2号⇨胎仔死亡
- 赤色102号⇨DNA損傷
- 赤色106号⇨成長抑制・甲状腺重量の低下
▼赤色2号▼
妊娠ラットに本品を0〜19日渡って経口投与をしていたところ30mg/k以上の群では有意な胎仔死亡が認められた。
食品添加物ハンドブック(光生館より)
赤色102号
- 動物実験では、赤色102号が結腸や腺胃、膀胱などのDNA損傷を引き起こす可能性が示唆されています
▼赤色106号▼
ラットに20ヶ月与えたが、1%含有資料群のメスで軽度の成長抑制が見られた。また、1%群で甲状腺重量の低下傾向が認められた
食品添加物ハンドブック(光生館より)
合成着色料を添加するのは、見た目を良くして飼い主の目を引くためです。
知識不足の飼い主の足元を見たメーカーが、着色料を添加した商品を開発します。
見た目が鮮やかなほうが
飼い主の目から見て美味しそうに見えるよね
猫は色を認識する能力は極めて低いので、着色料を添加する意味はありません。
赤色2号・赤色102号・赤色106号は石油が原料でタール系色素です。
不純物が15%程度混じっています。
不純物に関する研究はほとんどされていなく安全かどうかわからないのに、食べ物に入れてOKとなっています。
安全かどうかわからないのに
使ってOKなんて怖いよね
食べてはいけない成分⑤:ソルビン酸は発がん性がある
ソルビン酸は、微生物の増殖を抑える保存料として使われています。
猫の健康への懸念からペットフード安全法で、成分規格の設定を検討された添加物。
下記で解説する亜硝酸ナトリウムと結びつくと、ニトロソ系化合物が生まれ発がん性をもちます。
食べてはいけない成分⑥:亜硝酸ナトリウムは発がん性がある
亜硝酸ナトリウムは、発色剤の効果があります。
新鮮な肉色を保つなど、食品の色調改善の作用。
ハムやソーセージに使われています。
亜硝酸ナトリウムは発がん性物質であるニトロソ化合物の生成に関与するおそれがある
農林水産省HP:硝酸塩の健康への影響
猫は色覚が弱いため、発色剤は意味がありません。
亜硝酸ナトリウムを一定の量を摂取した猫がメトヘモグロビン血症を起こし、酸素欠乏症で死亡した例もあります。
ペットフード安全法でも、規格基準が設けられた5つの添加物の一つです。
\危険な添加物や原材料を使ってない!/
【実名】食べてはいけないキャットフードの原材料
食べてはいけない原材料は、4Dミールと肉の副産物を使っているキャットフードです。
4Dミールは、頭文字Dを4つ並べたものです。
副産物とは動物の皮や骨、内臓など、食用に適さない部位を含んでいます。
4Dミールとは? | |
---|---|
Dead | 死んだ動物の肉 |
Diseased | 病気の動物 |
Dying | 死にかけの動物 |
Disabled | 障害のある動物 |
キャットフーフードにはミールや、副産物と呼ばれる肉が含まれています。
なんで4Dミールや肉の副産物は
やめた方がいいの?
同じ肉なら
いい気がしますよね
4Dミールは屠殺される前の肉を使っています。
屠殺をされる前の肉を、日本では売ってはいけない法律があり病気などで死んだ家畜の肉は売ってはいけません。
屠殺をされる前の肉を売ってはいけない理由
- 屠殺をされる前に死んだ家畜の肉は病気をもっている
- 死んだ家畜の肉は人間が食べれないような粗悪品
- 添加物まみれ
屠殺前に病気などで死んだ家畜の肉は、牧場主が買取り専門業者に売ります。
買取り業者は人間が、絶対に食べれないような肉を集めて防腐剤が大量につけます。
栄養価のある肉なら細菌が発生したり、ハエがたかったりしますが防腐剤などを大量に使っている粗悪な肉のためハエも微生物も発生しません。
肉軽油の固形物をとして、
安く流通してるよ
普通の肉とちがって色合いが悪く、飼い主に見栄え良く見えせるために着色料や発色剤を添加します。
与え続けると、猫の健康を害するのでおすすめできません。
猫は色覚が弱いため、見栄えを良くするのは無意味です。
愛猫に共食いを
させたくはないよね
\ヒューマングレードの安全なごはん!/
食べても安全なキャットフードを選ぶ3つのポイント
ペットフード安全法によって使用した添加物はすべて、記載が定められています。
キャットフードに添加物が含まれているかどうか、確認する方法は簡単と選び方は以下の3点です。
- 飼い主がパッケージの裏を見て原材料を見て確認する
- カラフルなキャットフードは選ばないのが無難
- 1kg500円くらいのキャットフードは買わない
ポイント①:飼い主がパッケージの裏を見て原材料を見て確認する
飼い主がパッケージの裏の原材料名を確認しましょう。
パッケージの表には、いいことしか書いていません。
猫に食べさせてはいけない成分が入ってないかを、飼い主が確かめます。
添加物は天然由来ものを、選びましょう。
原材料には天然由来と
書いてあります
猫に危険な原材料と添加物
- BHA
- BHT
- 4Dミート(肉骨粉・ミートミール、ミートボーンミール、家禽ミールと表示されている)
- ソルビン酸
- 亜硝酸ナトリウム
肉骨粉・ミートミール、ミートボーンミール、家禽ミールは4Dミール使っている可能性がある。
ミールは血、髪、ヒヅメ、ツノ、
糞、獣皮、内臓、第一胃の以外の、
哺乳類動物の組織を混ぜて、
引き割り場の肉にしたものです
ポイント②:カラフルなキャットフードは選ばないのが無難
パッケージの表から見ても、カラフルなキャットフードはやめましょう。
カラフルなキャットフードには、人工添加物の着色料が使われています。
猫に見た目の良さは、関係ありません。
実際に撮ってきた写真
ポイント③:1kg500円くらいのキャットフードは買わない
極端に安いキャットフードも、避けましょう。
1kgで500円くらいのキャットフードには、危険な添加物や粗悪な原材料が含まれています。
安いのには理由があります。
屠殺される前の死んだ家畜の肉を、安く買っているためです。
\危険な添加物や原材料を使ってない!/
【安全】食べさせたいキャットフードおすすめ3選
実際に使って良かった安くて安全なキャットフードをご紹介します。
- グランツキャットフード
- ニュートロワイルドレシピ
- ピュリナワングレインフリー
おすすめ①:グランツキャットフード
グランツキャットフードは猫の体に負担をかける穀物・人工添加物(保存料、着色料、香料)を一切使用していません。
人工保存料を使用したフードと比較すると、開封後の酸化や変質のスピードは速くなります。
グランツキャットフードは、1袋500gの小袋サイズのパッケージなので酸化防止や保存がしやすいです。
パッケージにジップロックがついてるから
保存もしやすいのもポイント
\危険な添加物や原材料を使ってない!/
おすすめ②:ニュートロワイルドレシピ
ニュートロワイルドレシピは、AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準をクリアしています。
高品質な肉や魚を使っていて子猫からシニア猫の健康維持に適したバランスの良い総合栄養食です。
AAFCO(アフコ)はアメリカの
ペットフードの安全性を
担保する重要な役割を担っています。
日本でも参考にされているよ
おすすめ③:ピュリナワン グレインフリー
第一主原料がチキンで、猫に危険な人工添加物は使われていません。
酸化防止剤は、天然由来のものを使用しています。
油っぽさもあまり気にならないですし、おすすめですよ。
うちの猫はチキン味に
こだわりがあるけど、
ピュリナワングレインフリーは
たくさん食べてくれたよ
まとめ:食べてはいけないキャットフード実名を参考にしてキャットフード選びを!
食べてはいけないキャットフードは以下のとおりです。
- BHA・BHTが使われている
- ソルビン酸・亜硝酸ナトリウムが使われている
- カラフルなキャットフードは選ばない
- 1kg500円のキャットフードは買わない
猫に危険な添加物や原材料を避けて、この機会にぜひ品質の良いキャットフードを選びましょう。
病気になる確率がぐっと減りますよ。