本記事では先住猫が新入り猫を受け入れたサインについて解説をしています。
先住猫と新入り猫がじゃれているけど止めた方がいいの?
成猫と子猫は仲良くなれるの?
すぐには無理だけど、
飼い主の工夫で仲良くなれるよ
結論からいうと先住猫と新入り猫はお互いが幼齢なほど、仲良くなれる可能性が高いです。
【先住猫が新入り猫を受け入れたサイン】
⇨一緒にごはんを食べたり、トイレを共同で使用する
先住猫が新入り猫を受け入れた5つのサイン
先住猫が新入り猫を受け入れたサインはおもに5つになります。
- 先住猫が新入り猫を優しく舐めたりする
- 一緒に寝る
- 一緒に遊ぶ
- 一緒に食事を食べる
- 同じトイレを使う
一緒にというのが重要だよ。
先住猫が新入り猫に近づいて毛づくろいする
先住猫が新入り猫を受け入れている証拠です。
猫は自分と親しい関係にある猫に対して優しく接したり、身体を寄せたりします。
一緒に寝るようになる
一緒に寝る行為は、縄張りを共有してお互いを認め合う行為になります。
新入り猫が先住猫と一緒に寝ると、先住猫のにおいをおぼえお互いの存在を認識。
一緒に遊んだりする
猫同士が一緒に遊ぶことで、お互いに興味を持ち、相手を受け入れることができます。
猫は遊びをとおして、社交関係を構築する生き物。
一緒に食事をする
同じ場所で食事をすることは信頼関係があり、先住猫が新入り猫を受け入れたと認めています。
食事は猫にとって重要な行為のひとつ。
同じトイレを使う
猫トイレの共有は、信頼関係がある証拠。
猫がお互いに受け入れてない場合は、他の猫が使っていた猫トイレに入るのを嫌がります。
同じトイレを使うのは仲間として、受け入れているサインです。
先住猫が新入り猫を威嚇する5つの理由
先住猫が新入り猫を威嚇する理由は次の5点です。
- 縄張り意識
- 性格の不一致
- 食べ物や水がとられないか心配をしている
- 防衛本能
- 新入り猫に対する不信感
先住猫の縄張り意識
自分の縄張りを守るために、威嚇をします。
猫は縄張り意識が強く、自分の縄張りをほかの猫が侵すことを好みません。
性格の不一致
人間でも相性があるように、猫にも相性があります。
子猫同士ほど、仲良くなる可能性が高くなります。
うちの場合は3歳の新入り猫を引き取ったとき、先住猫と打ち解けるのに半年かかったよ
食べ物や水が取られる不安
先住猫は自分が使っている食器や水飲み場を、新入り猫に使われることが嫌です。
威嚇して拒否します。
自分を守る保護本能
先住猫は自分の縄張りに新入り猫が入ると、自分の生活圏に危険と感じるため、新入り猫を威嚇して自分の縄張りから遠ざけようとします。
新入り猫に対する不信感
先住猫が新入り猫と初めて出会ったとき、相手が自分にとってどのような存在なのか分からないため、不信感があり威嚇します。
慣れてくると威嚇する行動は減ってくるので、時間をかけてそっと見守りましょう。
先住猫と新入り猫のために飼い主が気をつけること
先住猫と新入り猫が仲良くするには、飼い主が飼い主が干渉しすぎないことが大切です。
注意事項は以下の2点です。
- 猫のじゃれあいは見守る
- 新入り猫よりも先住猫を優先する
猫のじゃれあいは見守る
猫は遊びをとおして、ストレスを解消します。
新入り猫は新しい環境に慣れるまでストレスを感じますが、先住猫と遊ぶことでストレス発散に。
威嚇をしたり喧嘩ごしになってしまうのは、猫にとっては自然なことなので心配は無用です。
じゃれあいでお互いの爪が出ている場合はけがをするので、落ち着くまで猫同士を離しましょう。
新入り猫よりも先住猫を優先する
新入り猫、とくに子猫が来たときはかわいくてしかたないですが、先住猫を優先してかわいがるようにしましょう。
子猫は放っておく位の気持ちでOKです。
猫にとってお世話をしてくれる飼い主さんは母猫のような存在です。
飼い主さんが子猫のお世話にかかりきりだと、やきもちを妬いてほかの猫への攻撃につながる可能性もあります。
ごはんをあげるときも
先住猫からあげるようにすると効果的だよ
【仲良くなれる!】先住猫と新入り猫の相性がいい組み合わせ
猫同士の相性がいいのは以下の3つです。
- 成猫×子猫(親子・血縁関係)
- リスト
成猫×子猫(親子・血縁関係)
子猫は生後間もないころから成猫(親猫)と一緒に過ごすと、成猫のことを親猫と認識します。
成猫を慕い、仲良くなりやすい傾向。
成猫は子猫を自分の子として、育てる本能があります。
子猫を可愛がり一緒に遊んであげるなどして、仲良くなろうとします。
子猫×子猫
子猫は活発で、好奇心旺盛です。
同じ遊びや興味をもっていることが多いため、仲良くなりやすい傾向です。
成猫(メス)×成猫(メス)
メス猫はオス猫に比べて縄張り意識が弱いので、縄張りを共有してもお互いにストレスを感じにくいです。
【仲良くなれない!】先住猫と新入り猫の相性が最悪な組み合わせ
子猫×高齢猫
子猫は活発で、高齢猫は落ち着きがあります。
子猫の活発さが高齢猫のストレスとなり、相性が悪くなる可能性があります。
- 子猫が高齢猫にじゃれついてストレスになる
- 高齢猫の縄張りの侵入
- 子猫の鳴き声や粗相にイライラ
子猫と高齢猫が同居する場合、子猫の活発さを理解し、高齢猫の縄張りを尊重することが大切です。
子猫が粗相をしたら、叱らずに別の場所で遊ぶように誘導しましょう。
子猫と高齢猫仲良くなるには、
時間をかける必要があるよ
成猫(オス)×成猫(オス)
成猫のオス同士は、縄張り意識が強いため相性が悪くなること多いです。
相性が悪い2つの原因
- 成猫のオスは自分の縄張り意識が強い
- お互いをライバル視する
成猫のオス猫同士が同居する場合は、部屋の広さを十分に確保する、去勢で縄張り意識の衝突を予防できます。
未去勢のオス猫は子猫を襲ってしまい、けがをさせる場合もあるので要注意です。
性格の不一致
猫には個性もあり、性格もさまざまです。
活発で社交的な猫もいれば、大人しく臆病な猫もいます。
性格の不一致が原因で、相性が悪くなります。
- 活発な猫とおとなしい猫が同居した場合、活発な猫の動きが大人しい猫のストレスになる
- 社交的な猫と臆病な猫が同居した場合、社交的な猫の行動が臆病な猫を怖がらせる
猫の性格は、環境や経験によって変化する場合もあります。
いまは相性が悪くても、時間をかけて慣らすと仲良くなれる可能性があります。
まとめ:先住猫が新入り猫を受け入れたサイン
一緒に食事をしたり同じトイレを使ったりすると、先住猫と新入り猫が仲良くなったサインです。
先住猫と新入り猫が仲良く暮らすためには、飼い主の工夫が必須です。
猫たちが安心して暮らせる環境を整えましょう。
それでは快適なねこライフを。
先住猫と新入りの猫の仲良くなる期間は実際にどれくらいなのか知りたい人は、以下の記事が参考になります!
ぜひ、読んでみてくださいね!