先住猫と子猫が仲良くなるまでの期間と隔離が必要な理由を徹底解説!

子猫引き取りたいけど

先輩猫とどれくらいで仲良くできるのかな

もう1匹、猫を飼いたいけど

今飼っている猫と仲良くできるかな

結論からいうと、1週間くらいで子猫と先住猫は仲良くなれます。ただし、先住猫がなるべく幼いうちがベター。先住猫が老猫の場合は猫によりますが、絶対に仲良くなれるとは限りません。

我が家では10日くらいで

仲良くなったよ

来たばかりの頃は先住猫2匹に新入りの子猫が「シャー」と威嚇されたりして、近寄りませんでしたが、現在は写真のように仲良くしています。

新しく子猫をお迎えするならサークルケージが絶対に必要!隔離できるお部屋があるならいいですが、ない場合はケージを使いましょう。サークルケージをオススメする理由は猫が怪我をしにくい作りになっているからです。

今回は現在3匹の猫を飼い、2年以上お世話をしている私が子猫と先住猫が仲良くなるまでの期間を体験談を交えて解説をします。

この記事でわかること

  • 先住猫と子猫が仲良くなるまでの期間は約1週間
  • 先住猫と子猫をあわせる時の注意点
  • 先住猫が子猫を受け入れたサイン
目次

先住猫と子猫が仲良くなまるまでの期間

結論からいうと猫にもよりますが、1週間〜2ヶ月程で仲良くなります。新入り猫と先住猫も子猫の方が仲良くなれる可能性が高いです。

理由は子猫のうちは縄張り意識が弱く、遊び相手を欲しているからです。成猫同士で仲良くなれるケースもありますが、年齢が上がるとともにその確率は低くなります。

新しく猫を迎え入れてから仲良くなるまでの先住猫と子猫の様子について以下で解説していきますね!

失敗談ですが動画のように

子猫を引き取った当日に

先住猫と合わせるのはダメです!

子猫の迎え入れ1〜3日目

子猫を迎え入れた初日から3日間は、基本的に先住猫とは別の部屋で過ごすようにします。先住猫は新入り猫の存在をニオイや気配で気づき、そわそわと落ち着かない様子や子猫を探し回る様子が見られるかもしれませんが、すぐに対面はさせず、存在に気づかせる程度にしましょう。

子猫の迎え入れ4日〜3週目頃

3日目を過ぎたら、先住猫と子猫のにおいに慣れさせましょう。理由は猫は仲良くなると体を擦り付け合い、においを交換する習性があるため。

【においの交換のしかた】

  • 猫同士のにおいがついたタオルをベッドに入れたりする
  • 飼い主が撫でた手をお互いの顔付近を撫でる
  • お互いのにおいの印象を良くするために、タオルに好物などを乗せて相手に与える

においの交換を始めて1〜2週間経ったら、ケージ越しに対面させます。子猫をケージやキャリーケースに入れたままにし、先住猫を自由に歩かせましょう。

先住猫が威嚇して子猫が怖がることもあるかもしれないので、対面時間は5分程度を目安にします。対面を終えたら先住猫も子猫もたっぷりと撫でて、安心させてあげることが大切です。

子猫の迎え入れ3週目〜4週目頃

先住猫が子猫のいる環境に慣れ、普段通り生活している様子が見られたら、子猫をケージから出して直接触れ合わせてみましょう。子猫と直接触れ合わせる際は、先住猫がワクチン接種を済ませていることが前提となります。

飼い主がしっかり様子を見守り、先住猫が子猫を嫌がるようであれば、無理をさせずにすぐにケージに戻しましょう。

子猫の迎え入れ4週目以降

飼い主が見守る中で、先住猫が威嚇せず穏やかに過ごせるようになったら、徐々に先住猫と子猫を自由に過ごす時間を作ります。

最初の1週間は日中のみで、飼い主の留守中や夜間は別の部屋で過ごさせるようしてください。問題ないようであれば、本格的に合流させてよいでしょう。

先住猫と子猫のどちらかが一方的に飛びかかる、追いかけるなどの様子が見られたら、また離してあげてください。お互いに安心して普段通りに過ごせるようになるまでは、様子に合わせて近づけることと離すことを繰り返します。

先住猫と子猫を仲良くさせるコツ3選

先住猫と子猫を仲良くさせるコツは次の3つになります。詳しく解説していきますね!

  • 食事を同じ時間に与える
  • 仲良くしたらとにかく褒める
  • 飼い主が介入しすぎない

食事は同じ時間に与える

茶トラが新入り猫。黒とキジトラが先住猫。

かならず、食事中にお互いの存在が認識できるような場所にしてください。

この「一緒に食べている」ことがとても大事なんです。食事を一緒に食べるようになるとほぼ仲良くなります。

我が家は子猫が来てから

3日目で食事をするようになりました

仲良くしていたら褒める

先住猫と新入り猫である子猫が仲良くなるには、遊んだり食事をしたりと、『一緒に過ごす時間は楽しい』と覚えさせることが大切です。仲良くしていたらできる限り褒めてあげましょう。

飼い主が干渉しすぎてはだめ

降参のポーズは盛大にお腹を見せます

子猫は先住猫とじゃれ合うことで、押したり噛んだりする力加減を覚えます。
先住猫が子猫を噛むことは、上下関係をはっきりさせるための行動です。

降参のポーズを見せるまでは猫同士に任せましょう。

【降参のポーズとは】

  • お腹を見せてひっくり返る
  • 耳を下げて姿勢を低くする

じゃれ合いとケンカの境目はわかりづらいですが、どちらかが「シャー」という威嚇の声をあげていたら注意して見守りましょう。

飼い主の干渉のしすぎは、先住猫と子猫が仲良くなる妨げになります。猫たちが上下関係を認識できれば、徐々にケンカも少なくなりますよ。

先住猫がストレスをためない3つのこと

例えば猫が2匹から3匹に増えると、それまで半々だった先住猫たちの縄張りが1/3になります。
1対1のシンプルな関係が、1対2や1対1対1と複雑に。猫同士の関係がこじれるケースが見られます。
飼い主さんの配慮や工夫で改善ができるので、以下を参考にしてみてください。

  • 先住猫を優先をする
  • 去勢・避妊手術は絶対にしておく
  • トイレは頭数+1個

先住猫を優先にする

子猫はかわいいですが、先住猫をよりかわいがるようにしましょう。子猫は放っておく位の気持ちでOKです。
猫にとってお世話をしてくれる飼い主さんは母猫のような存在です。飼い主さんが子猫のお世話にかかりきりだと、ヤキモチを焼いてほかの猫への攻撃につながる可能性もあります。

先住猫がかまってほしくて近づいてきたらスキンシップをしてあげるなど、意識的に先住猫を優先してあげましょう。

去勢・避妊手術は絶対にしておく

オスメスがどのような組み合わせであろうと、平和に多頭飼いしたいなら絶対に手術しておきましょう。

未去勢のオス同士がずっと仲良く暮らせることはめったにありません。たとえ通常は仲良くても、ある日、突然大げんかをして血だらけになることもあります。これはオスの本能なので仕方ありません。

メス同士でも油断大敵。オス同士より難しい場合もあります。縄張り意識は未手術の猫の方が強いので、発情期シーズン中は精神不安定になります。

オスとメスを未手術で放置していると妊娠、出産をしあっという間に飼い主の手がまわらないほどの頭数になってしまいます。多頭飼育崩壊を防ぐためにも絶対に去勢・避妊手術しておきましょう。

猫の発情期は2月〜4月と

6月〜8月が多いよ

トイレは頭数+1個用意する

トイレの数は「匹数+1個」が理想です。3匹飼いなら4個以上置きたいもの。
複数個用意しているのに使わない場合は、違うタイプの猫砂やトイレの形を試し、猫ごとに好みのトイレ環境にしましょう。

同居猫の目を気にして落ち着いて排泄できない猫もいるので、トイレは同じ場所に並べるのではなく、リビング・廊下・洗面所など4カ所に分けるのがベターです。

我が家は子猫のうちは紙砂のトイレを使用してました!

先住猫が受け入れた3つのサイン

先住猫が子猫を受け入れたサインは次の3点です。

  • 一緒に食事をする
  • 先住猫が子猫に毛繕いしてあげる
  • 一緒におもちゃで遊ぶ

一緒に食事をする

猫は縄張り意識の強い生き物です。他の猫が入ってくることを嫌がります。一緒に食事をするっていうことは自分の縄張りへの侵入を許したということになります。

先住猫が子猫に毛繕いをする

子猫がきてから約1ヶ月の様子です。白黒猫とキジトラが姉妹猫。茶トラが新入り子猫

先住猫が子猫と一緒に寝ている、毛づくろいをしあっているなら受け入れたサイン。先住猫が新入り猫と同じ部屋の中で普段と同じように穏やかに過ごせている、相手を警戒せずにすれ違うなども、受け入れたサインのひとつです。

一緒におもちゃで遊ぶ

ひとつのおもちゃに群がる猫たち

遊びをしかけるなどの様子があれば信頼関係ができています。一緒におもちゃなどで遊ばせるとお互いの距離が縮まり、もっと仲良しになり幸せに暮らすことができます。

先住猫と子猫が仲良くなるまでの期間まとめ

キジトラが先住猫。茶トラが新入り猫
  • 子猫の時ほど仲良くなれる
  • いきなり対面させず、ケージを使って隔離する期間を設ける
  • 仲良くさせるコツは先住猫を優先させること
  • 絶対に去勢・避妊手術をしておく

子猫同士の時ほど仲良くなれます。我が家はメスの先住猫が2匹いますが

オスもほしいなぁ

茶トラがいいなぁ

と思っていたので引取りました。

子猫が先住猫に威嚇をされたりなかなか打ち解けてくれず心配でしたが、工夫をしたり配慮をすることで仲良くなる可能性はとても上がります。

上手にケージを使い、飼い主さんと猫にストレスがかからないようにしたいですね。

実際に使って良かったケージはこちら。
私は断然、サークルケージをオススメします。理由は猫が怪我をする可能性が低いからです。
子猫は小さい隙間でも入れますが、首が挟まってしまったり、爪が引っかかって怪我をしたりすることもあります。

サークルケージならメッシュ素材で柔らかいので怪我もしにくいです。不要になったら折りたたんで収納できるのでオススメ!

それでは快適なねこライフを。

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この記事を書いた人

人生で初めて猫を飼いはじめましたうつ病なのに猫を飼うことなんてできるの?と不安でしたが、私にとっては良い方向に向きました。
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