カナガンキャットフードをあげたいけど、うちの猫の腎臓が悪いから与えても平気なの?
腎臓が悪いけど、獣医さんから
とくに制限されてない場合は
大丈夫かな
腎臓病の猫は食事制限があったりするから、
一度獣医さんに相談するのが安全だよ
結論
⇨腎臓の悪い猫用につくられた療養食ではないので、与えたい場合は獣医さんに相談をしましょう。
自己判断で与えると、腎臓病をさらに悪化させる可能性があります。
▼腎臓が悪い猫用のキャットフード
- 腎臓が悪い猫にカナガンキャットフードを与えていいのか
- カナガンキャットフードの成分
- 腎臓が悪い猫に与えてもいいキャットフード
【公式サイトに確認すみ】カナガンキャットフードは腎臓病の猫に与えてはだめ!
カナガンキャットフードは、健康な猫や獣医さんから食事制限をされていな猫に向けて作られているため、腎臓が悪い猫に与えるのはやめましょう。
カナガンキャットフードは、DIAF(欧州ペットフード工業会連合)が定める栄養ガイドラインにもとづいて生産されたキャットフードです。
療法食のように病気に対して栄養成分の量や比率を調整していないため、病気を治療・予防する効果はありません。
うちの猫はカナガンしか食べない!という方は成分がわかるものを獣医さんに見せて相談しよう
カナガンキャットフードを腎臓病の猫に与えてはいけない4つの理由
カナガンキャットフードを腎臓の悪い猫に与えてはいけない理由は、以下の4つです。
- タンパク質の含有量が多い
- リンの含有量が多い
- ナトリウムの含有量が多い
- 水分量が少ない
タンパク質の含有量が多い
タンパク質を代謝する際に老廃物が発生します。
老廃物が多いと腎臓の負担をさらに増加させ、病状を悪化させる可能性があります。
カナガンキャットフードのタンパク質の含有量は、34.0%と高いので注意をしましょう。
リンの含有量が多い
カナガンキャットフードのリンの含有量は、1.0%と高めです。
リンは腎臓で排泄されるミネラルです。
腎臓の機能が低下すると、リンの排泄がうまくできません。
腎臓にさらに負担をかける可能性があるよ
ナトリウムの含有量が多い
カナガンキャットフードのナトリウムの含有量は、0.55%と高めです。
腎臓の機能が低下すると、ナトリウムの排泄がうまくいかず血液中のナトリウム濃度が上昇します。
ナトリウム濃度が高い状態が続くと、腎臓にさらに負担をかけ病状を悪化させる可能性があります。
水分量が少ない
腎臓の働きを正常に保つためにとても大切な水分。
腎臓病の猫は、おしっこの量が増える傾向があります。
水分を十分に摂取することで、脱水症状を防ぐことができます。
カナガンキャットフードの水分量は、8.0%と低めなので工夫をして水分をとりましょう。
水分量は体重1kgに対して50mlが理想だよ。
体重が5kgなら1日250mlは飲もうね(獣医師に確認すみ)
カナガンキャットフードの成分
カナガンキャットフードの比較は以下のとおりです。
カナガンキャット フード サーモン | カナガンキャット フード チキン | ロイヤルカナン 腎臓サポート スペシャル | 理想的な ミネラルバランス | |
---|---|---|---|---|
タンパク質 | 34.0%以上 | 34.00%以上 | 21%以上 | 24~26% |
リン | 1.0% | 1.1% | 0.44% | 0.3〜0.6% |
ナトリウム | 0.55% | 0.25% | 0.4% | 0.4%未満 |
腎臓病の猫に与えるキャットフードは、以下の条件を満たしているものが理想的です。
- タンパク質の含有量24~26%程度
- リンの含有量が0.3〜0.6%
- ナトリウムの含有量が0.4%未満
- 水分量が80%以上
食事制限は腎臓病の進行具合によるので、タンパク質・リン・ナトリウムのすべて栄養素を制限する必要はありません。
かかりつけの動物病院と相談しつつ、調整をしてくださいね。
タンパク質とリン・ナトリウムが
腎臓に負担をかけるから
獣医さんから食事制限されることが多いよ
カナガンキャットフード腎臓病の猫に関する口コミ
Xでは以下の2点の口コミがよくみられました。
- カナガンキャットフードは腎臓の猫に与えてない
- 同じメーカーのモグニャンに変更する
カナガンキャットフードは腎臓病の猫に与えてない
腎臓が悪いため、タンパク質をたくさん含んでいるカナガンキャットフードは与えていない口コミが多いです。
同じメーカーのモグニャンに切り替える
いきなりまったく別のメーカーに変更するのが不安という方には、同じレティシアンが出している商品のモグニャンがおすすめ!
カナガンキャットフードよりも、モグニャンのほうがミネラルが控えめです。
腎臓病の猫におすすめなキャットフード選び5つのポイント
腎臓の悪い猫に与えていいキャットフードの選び方のポイントは、以下の5つです。
- リンの含有量が0.8%以下
- タンパク質が24%~26%
- オメガ3脂肪酸が0.5%以上ある
- 水分量は80%以上含んでいる
- 危険な原料や添加物は避ける
リンの含有量が0.8%以下
腎臓の負担になるためリンの含有量が少ないフードを選びましょう。
タンパク質が24%〜26%含まれている
タンパク質も腎臓の負担になるため、含有量が少ないフードを選びましょう。
オメガ3脂肪酸を含む
オメガ3脂肪酸は、血液をサラサラにする働きがあります。
血液の流れがスムーズになると、腎臓の負担を軽減できます。
炎症を抑える働きもあるため、腎臓病の予防効果も期待できますね。
水分量が80%以上ある
腎臓病の猫は、おしっこの量が増える傾向があります。
水分を十分に摂り、脱水症状を防ぎましょう。
危険な原料や添加物は避ける
人工保存料や着色料などの添加物は、猫の健康に悪影響を与える可能性があります。
無添加のフードを選びましょう。
腎臓病の猫は、食欲が低下する傾向があります。食いつきのよいフードを選ぶことが大切です。
獣医師が推奨する療法食や、腎臓サポート用のキャットフードがおすすめ。
▼ロイヤルカナン腎臓サポートスペシャルは、動物病院でも処方されている腎臓が悪い猫用の療養食です。
まとめ:腎臓病の猫にカナガンキャットフードを与える場合は獣医師に相談を!
【結論】
⇨腎臓が悪い猫にカナガンキャットフードはおすすめしません。
どうしてもカナガンキャットフードしか食べない場合は、獣医師に相談をしましょう!
カナガンキャットフードは腎臓病の猫向けに作られたキャットフードではありませんが、猫の栄養に配慮された高品質なキャットフードです。
健康な猫や動物病院から、食事制限をされていない猫の場合は問題ありません!
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