腎臓のことを獣医さんに指摘されたんだけど、
グランツを食べさせてもいいのかな?
腎臓が悪くても与えても大丈夫?
腎臓病の猫に与えていいかって
気になりますよね!
グランツキャットフードは腎臓が悪い猫用の療養食ではないので、自己判断で与えてはいけません。
腎臓の悪い猫はタンパク質などの食事制限と水分摂取が大切なので、一度グランツキャットフードを獣医に見せて相談をしましょう。
絞グランツキャットフードは腎臓病の猫の療養食ではないけれど、クランベリーが配合されていて猫がかかりやすい尿路疾患に配慮されています
うちの猫は膀胱炎になってから、再発防止のためにグランツキャットフードに変えました!2年たちますが、膀胱炎には一度もなってません!おすすめのキャットフードなので、ぜひ試してくださいね!
▼腎臓の悪い猫におすすめのキャットフード▼
\ 動物病院でもすすめらている腎臓病猫用/
▼健康だけど、今から腎臓病や尿路疾患の予防におすすめ!グランツキャットフード▼
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【公式に確認済!】グランツキャットフードを腎臓病の猫に与えてはだめ!
公式サイトの獣医師に、グランツキャットフードを与えていいのか実際に確認をしました。
結論⇨だめです。
理由はグランツキャットフードは、腎臓病の猫向けにつくられたキャットフードではないため。
腎臓病の猫は病状の進行具合により、食事制限が必要です。
グランツキャットフードは栄養が豊富な反面、腎臓病の猫には負担がかかってしまう可能性があります。
与えたい場合は、かかりつけの獣医さんに相談をしましょう。
グランツには獣医師に相談できるサービスがあるよ
ちなみに無料!
グランツキャットフードの獣医師に相談したい場合はLINEに登録する必要があります。
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グランツキャットフードを腎臓病の猫に与えてはいけない3つの理由
グランツキャットフードを腎臓病の猫に与えてはいけない理由は以下の3点です。
- タンパク質が多い
- リンが多い
- ナトリウムが多い
タンパク質が多い
腎臓病の猫は、タンパク質がおしっことして体の外に排出できません。
老廃物として体に溜まっていきます。
体に溜まると尿毒症になり、猫の生命に危険がある重篤な病気です。
尿毒症の症状は嘔吐、食欲不振
元気がない、脱水があるよ
リンが多い
リンが多いと、腎臓に負担がかかります。
腎臓が悪いとリンがおしっことして排出されず、猫の体の中に溜まっていきます。
リンが体のなかに異常に溜まると骨をつくるカルシウムが溶けてしまい、猫の骨が脆くなるので骨折をしやすくなります。
リンとはカルシウムとくっついて
骨や歯を丈夫にするミネラルだよ
ナトリウムが多い
ナトリウムが猫の体に溜まると、心臓や腎臓に負担がかかります。
腎臓の悪い猫は、おしっことしてナトリウムを体に外に排出できません。
血液にナトリウムが溜まり、血圧が上がって心臓や腎臓の機能をさらに悪くします。
ナトリウムは塩のことだよ
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グランツキャットフードの成分は尿路疾患の予防に効果的!
グランツキャットフードは尿路疾患の予防に効果的ですが、腎臓病の猫には負担が高くなるので与えてはいけません。詳しく解説します。
腎臓病の猫には負担が高くなるので与えてはいけない
ドライフード | 理想的な成分バランス | グランツキャットフード(チキン&サーモン) | 療養食 |
---|---|---|---|
タンパク質 | 28〜35% | 36% | 21%以上 |
ナトリウム | 0.4%未満 | 0.6% | 0.44% |
リン | 0.3〜0.6% | 1.1% | 0.4% |
グランツキャットフードは腎臓病専用の療養食に比べて、ミネラルやタンパク質が豊富なため腎臓が弱っている猫には与えてはいけません。
グランツキャットフードしか食べない場合は、獣医師に相談をしましょう。
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グランツキャットフードは腎臓病や尿路疾患予防におすすめ!
グランツキャットフードは尿路疾患の予防にはおすすめです。クランベリーの効果はおもに2点です。
- 猫の尿路内の細菌繁殖を抑えるはたらき
- 尿路の粘膜を保護
尿路結石や膀胱炎などの尿路疾患のリスクを軽減。
尿路の粘膜を保護する働きもあり、尿路疾患の症状を緩和する効果も期待できます。
腎臓ケアのキャットフードをお探しの飼い主さんは試してみてください。
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腎臓病の猫におすすめ!キャットフードを選ぶ4つのポイント
腎臓の悪い猫に与えていいキャットフードの選び方のポイントは、以下の4つです。
- リンの含有量が0.8%以下
- タンパク質が24%~26%
- オメガ3脂肪酸が0.5%以上ある
- 危険な原料や添加物は避ける
腎臓に良い①リンの含有量が0.8%以下
腎臓の負担になるためリンの含有量が少ないフードを選びましょう。
腎臓に良い②タンパク質が24%〜26%含まれている
タンパク質も腎臓の負担になるため、量が少ないフードを選びましょう。
タンパク質は成長や発達に
必要なエネルギー源です
腎臓に良い③オメガ3脂肪酸を含む
オメガ3脂肪酸は、血液をサラサラにする働きがあります。
血液の流れがスムーズになると、腎臓の負担を軽減でき、炎症を抑える働きもあるため、腎臓病の予防効果です。
腎臓に良い④危険な原料や添加物は避ける
人工保存料や着色料などの添加物は、猫の健康に悪影響を与える可能性があります。
無添加のフードを選びましょう。
腎臓病の猫は、食欲が低下する傾向です。食いつきのよいフードを選ぶことが大切。
獣医師が推奨する療法食や、腎臓サポート用のキャットフードがおすすめ。
おすすめはロイヤルカナン腎臓サポートスペシャルは、動物病院でも処方されている腎臓が悪い猫用の療養食です。
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腎臓病の猫には水分摂取が大事!3つの理由を解説
腎臓病の猫は水分がとても大切です。水分が必要な理由は以下の3点です。
- 脱水症状を起こしやすい
- 老廃物を体の外に排出する助けになる
- 腎臓機能の維持
脱水症状を起こしやすい
腎臓病の猫は、おしっこの量が増える傾向があります。
水分を十分に摂り、脱水症状を防ぎましょう。
老廃物を体の外に排出する助けになる
水分をたくさん摂ると腎臓でおしっこがつくられやすくなり、体の老廃物が排出されやすくなります。
腎臓機能の維持
水分は、腎臓の機能を維持するのに役立ちます。
腎臓病の猫は、1日に体重1kgあたり50ml以上の水分摂取がおすすめです。
水を飲まない猫はウェットフードを多く与えたり、水を好むように工夫して、水分の摂取量を増やすようにしましょう。
体重が5kgの場合、1日250mlの水を飲ませよう
まとめ:グランツキャットフードを腎臓病の猫に与える場合は動物病院に相談を
【結論】
⇨腎臓が悪い猫に、グランツキャットフードはおすすめしません。
どうしてもグランツキャットフードしか食べない場合は、獣医師に相談をしましょう!
グランツキャットフードは腎臓病の猫向けに作られたキャットフードではありませんが、猫の栄養に配慮された高品質なキャットフードです。
健康な猫や動物病院から、食事制限をされていない猫の場合は問題ありません!
猫の健康寿命を延ばすために、健康管理を徹底して早期発見・早期治療を心がけましょう。