【2025版】買わない方がいいキャットフードと安全な選び方を解説

悩んでる人

市販のキャットフードって
種類が多すぎて何を選んでいいかわからない。
どれを買ったらいいの?

りぃ

種類が多すぎると、
買うのに迷いますよね!

猫の健康に良いキャットフードを選ぶ基準を知っていれば、選ぶのが楽になりますよね。

「肉副産物」「炭水化物」「人口添加物」の多いキャットフードは避け、糖質40%以下のキャットフードを選びましょう。

猫が美味しそうに食べてくれます!

本記事では安全なキャットフードの見分け方とおすすめキャットフードを紹介しています。

今すぐ簡単にできるので、キャットフードを買うときにぜひ試してみてくださいね!

買わない方がいいキャットフードの実名を知りたい方はこちらの記事が参考になります!

目次
買わない方がいいキャットフード

買わない方がいいキャットフードの特徴は以下の4つになります。

特徴①:主原料が肉副産物が多い

肉副産物とは、動物の身体から食肉を取って残った毛・角・歯・ヒヅメ以外の内臓を含む部分のことです。

油脂にする加工をされていないものです。油脂にする加工をしたものは肉骨粉(通称ミール)と呼ばれます。

肉副産物もミールも原材料がはっきりと分からず、病気の動物や死亡した動物などの安全性に問題がある可能性があります。

特徴②:穀物が多い

猫は肉食動物なので、穀物を多く必要としません

穀物をたくさん摂取すると、消化不良など身体に負担をかけるおそれがあります。

原材料のコストを抑えたり味付けのために、キャットフードにはよく穀物が含まれています。

高血糖を引き起こす小麦やトウモロコシが多すぎるものは、猫の身体に負担をかけるため避けましょう。

特徴③:人工添加物がたくさん含まれている

キャットフードには長期保存を可能にしたり、酸化を防止するためなどの理由で、人工添加物が含まれています

添加物が多いと健康に悪影響を及ぼすため、成分表示を確認して添加物の少ないものを選びましょう。

特に下記の添加物は健康への悪影響があるとされており、与え続けると猫が死に至る可能性があります。

スクロールできます
人工添加物猫に与える影響
ビートパルプ食物繊維が豊富だが、下痢になる
没食子酸プロピル染色体異常や発がん性
エトキシキン貧血や肝臓に負担
BHA発がん性
BHT発がん性や生まれる子猫に奇形
亜硝酸ナトリウムメトヘモグロビン血症
プロピレングコール溶血性貧血
ソルビン酸カリウム摂りすぎると下痢や嘔吐

特徴④:合成着色料や人工香料が使われている

合成着色料や人工香料が使われているキャットフードがあります。

猫は人間とちがいキャットフードの見た目や色の鮮やかさなどを気にしないので、合成着色料は不要です。

人工香料も人間に対しては食欲を刺激する効果がありますが、猫の食欲には影響しません

キャットフードによく含まれる合成着色料、人工香料は以下のとおりです。

  • グリシリジンアンモニエート
  • 赤色2号、3号、40号、104号、105号
  • 黄色4号、5号、6号
  • 青色1号、2号、3号、102号

合成着色料や人工香料も発がん性や遺伝子を傷つけたり腎臓に異常など、いろいろな悪影響が起こります。

日本のペットフードの安全基準は人間の食べ物の安全基準よりも緩いため、添加物を多く含むペットフードが売られています。

成分表をよく見たうえで添加物が少ないものを選んでください。

動物油脂性

動物油脂はキャットフードによく使われますが、酸化しやすく劣化した油は猫の健康に悪影響を及ぼす場合があります。

動物由来か明記されていない場合も多いです。

動物油脂性は猫のアレルギーや消化トラブルの原因になります。

りぃ

安全性を重視するなら、
原材料が明確なキャットフードを選んでね。

値段が安すぎなものはだめ

1kgあたり1000円未満のキャットフードは、コストを抑えるために質の低い原材料を使っています。

安すぎるキャットフードは猫の健康を損なうリスクがあります。

栄養バランスや安全性を考えると、1kg1000円以上のキャットフードが一つの目安です。

りぃ

質の低い原材料とは
副産物や穀類、動物油脂のことだよ

買わない方がいいキャットフード

猫の身体に合ったキャットフード選び方は以下の4つがポイントになります。

穀物(米・小麦・トウモロコシ)が入ってない

穀物のなかでも特に、米・小麦・トウモロコシ由来の炭水化物は血液中で糖質になるスピードが早いです。うまく血糖の処理が出来ないと、消化機能の低下や高血糖を引き起こす可能性があります。

人間でも注意が必要ですが、穀物の消化が苦手な猫に与えるのはやめましょう。

糖類が入ってない

キャットフードには、穀物以外にも、栄養補助や味付けの目的で、糖質を含む成分が添加されている場合があります。イヌリン、グルコサミン、コンドロイチン、FOS(フラクトオリゴ糖)、MOS(マンナンオリゴ糖)があげられます。長い期間、与え続けると血糖が上がるため糖尿病になりやすくなります。

穀物にマメやイモが使われている

穀物のなかでもマメやイモは糖質になるスピードが遅く、猫の身体には適しています。

サツマイモは猫にとってアレルギー症状を起こしにくい食材で、食物繊維の働きで便秘予防や腸内の掃除に役立ちます。

穀物入りのキャットフードを選ぶ場合には、マメやイモの割合が多いキャットフードを選びましょう。

成分表の糖質が30%以下

日本で販売されるキャットフードには、AAFCO(米国飼料検査官協会)が定めた栄養成分基準が採用されています。

AAFCOの基準では炭水化物・糖質の項目の記載義務がありません。

糖質の量が表示されていないキャットフードが多いですが、糖質の割合は40%が平均となります。

りぃ

糖質40%以下が猫が
消化をしやすいです

総合栄養食を選ぶ

キャットフードを選ぶなら総合栄養食と表示されたものを選びましょう。

水と一緒に与えるだけで、猫が健康を保つために必要な栄養素をすべて摂取できます。

毎日の主食にぴったりで、飼い主も安心です。

原材料が記載しているものを選ぶ

キャットフードは原材料がしっかり記載されているものを選んでください。

中身が明確だと悪な添加物やアレルゲンを避けやすく、安心して愛猫に与えられます。

安全性を見極める第一歩としてチェックしましょう。

買わない方がいいキャットフード

キャットフードに表示されている他の成分の値から、糖質の割合を出せる計算式は以下のとおりです。

  • 100-(タンパク質+脂肪+繊維+灰分+水分)=炭水化物(%)

多くのキャットフードメーカーは糖質が30%~40%で統一されています。

糖質30%以下なら血糖値の変化はなく、糖質40%以上で糖質の上昇がみられました。

糖尿病を予防するならキャットフードの糖質は30%以下がおすすです。

りぃ

糖質の量を飼い主に教えても、
メーカーにはメリットがありません

過度の糖質が猫に悪いのはメーカーもわかっています。

買わない方がいい キャットフード

猫にいいキャットフードはタンパク質を多く含み、糖質30%以下のものです。

メーカーごとに独自の製法を打ち出しているので、実際に特におすすめのキャットフードを紹介していきます。

  • ピュリナワングレインフリーキャットフード
  • メディファス アレルゲンケア総合栄養食
  • メディファス グレインフリー

ピュリナワングレインフリーキャットフード

高たんぱく質、グレインフリーを実現しています。糖質は28%です。

ピュリナワングレインフリーは同グレードのキャットフードよりも安く店頭でも買いやすいため、継続しやすいというメリットがあります。

りぃ

Amazonだと1kg1,358円なので、
グレインフリーキャットフードでは
かなり安いです!

メディファス アレルゲンケア

1kg1,305円です。

原材料は鶏と魚が不使用なため、魚と鶏にアレルギーがある猫に最適です。

何が原因かわからないけど、なんとなく猫に食事が合わない気がするという方におすすめのキャットフードです。

メディファス グレインフリー

1番の特徴は小粒です。

食後に嘔吐する猫の悩みを解決してきた救世主です。

値段は驚異の1kg1,566円です!

りぃ

うちの猫は早食いで吐き戻しが多かったけど
メディファスグレインフリーに変えたら、
吐き戻しをしなくなったよ!

買わない方がいい キャットフード

買わない方がいいキャットフードについてよくある質問をまとめしました。

猫が消化しやすい市販のフードは?

市販で購入するならピュリナワングレインフリーがおすすめ。
糖質28%以下、人工添加物も使われていません。

ドラッグストアやホームセンター、ペットショップで取り扱っており、購入しやすいです

値段は1kg1,358円です。

キャットフードが安全な国はどこですか?

ペットフードの法律は国ごとに異なっており、販売基準が厳しい国が安全です。

AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準に従っているアメリカと日本の製品は、信頼できます

ヨーロッパではFEDIAFという、製造工程の管理まで含めた独自の基準も設定されており、加盟する以下の国は安全性が高いです。

オーストリア、ベルギー、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、フランス、ドイツ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、オランダ、ポーランド、ルーマニア、スペイン、スイス、イギリス

猫に穀物を与えてはいけない理由は何ですか?

穀物には炭水化物が主成分として含まれており、完全肉食動物の猫にはほとんど必要ありません。

猫は盲腸がほとんどなく、大腸も短いので食物繊維を消化吸収する能力も低くなっています

食物繊維が含まれる穀物を摂取しすぎると、腸内環境が崩れ消化不良を引き起こす場合があります。

買わない方がいい キャットフード

最後にまとめです。猫の好みや、飼主の予算の折り合いをつけましょう。

知識として頭に入れながら、無理せずご自身の事情に合ったキャットフードを選んでいただければ幸いです。

▼おすすめしないキャットフード▼

おすすめしないキャットフード

  • 原料に肉副産物が多く使われている
  • 原料に米・小麦・トウモロコシが多く使われている
  • 人工添加物が多く入っている
  • 合成着色料、香料が入っている

▼おすすめキャットフード▼

  • 穀物が使われている場合、マメやイモ
  • 糖類の添加物が不使用
  • 糖質が30%以下

猫が病気を抱えていたり、子猫やシニアといった、健康に気を付ける場合は、かかりつけの獣医師さんの指導を優先してください。

キャットフードを選んでみてくださいね。

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